こんにちは
今回のミーティングでは
・インシデントレポートの共有
・病院内における清潔不潔の確認
・働かんDAYについての報告

をみんなで共有しました。

☆清潔・不潔についてもう一度!!

感染症を絶対におこしてはいけない、との強い認識のもとでスタッフは働いています。しかし日常的に行っているものがいつのまにか自己流になっていたり意味のないものとなっていたりと、そういうことはどの場面でもあります。「つい」「うっかり」では済まされない現場ですので、ここでもう一度、病院における清潔不潔とは一体どういうものなのか。上から落ちてくる菌、接触でうつる菌。外来、OPE室、診察室では私達はどう意識しないとならないのか。
映像を見ながら自分たちの日常が清潔不潔をきちんと理解しているか確認しました。

「働かんDAY」の実施

半日仕事をせず、患者さんやスタッフのことを観察する日をスタッフで交代してつくり、今のさいとう眼科がよりよくなるポイントはどこなのだろうか探す取り組みです。
動線の悪さから患者さんの接触事故につながるところ、スタッフの動きは適切なのか、待ち時間をできるだけ少なくするのには今までも知恵を絞ってきたところではあるけれど、もっと患者さんの負担を軽くできないか、とにかく観察、観察、観察。
1人につき30個の気になるところを挙げますがスタッフ全員が意見を出し合ったら共通のポイントがほとんどだと思います。共通でないことにそれぞれの個性が表れるのでこちらも楽しみです。患者さんが少しでも居心地よく、負担も少なく、そしてこれは絶対なのですが信頼される診療を届けられるように見直していきます。意見を検討して何か変わることがあれば随時公開していきます。

今回挙がった意見としては

  1. 車いすや介助が必要な方を上手に介助する講義を全員でうけてみたい
  2. 患者さんがスタッフや先生の説明に納得しているのか第三者からみて不足しているときにはフォローにはいりたい
  3. スタッフの仕事をもっとシンプルにできたら患者さんに向ける目がもう少し増えると思う

    などその他まだまだ27個ありますが、今の行動は紆余曲折を経てベストと思われる診療の流れをつくっているつもりです。でも長年繰り返しているうちに惰性でやっていたり先輩から受け継いだままやっていたりと、いらないステップを踏んでいるところがないか点検してみたいと思いました。省いてよいところがあれば働きやすさにつながるだけではなく患者さんに多くの目を向けられるとおもいます。

<<編集後記>>
先日、初めて行ったタイ料理の店主とお話をしました。驚くほどの人生のエピソードの多さと内容の濃さに、アレンジを加えない本格宮廷料理のすばらしくスパイシーな料理が相まって、ちょっと頭の芯がシビレてしまうとてもわくわくしたひと時でした。
私の人生振り返ってもこんなに人を惹きつける出来事ってあったかな、と思いましたが、私の思うようにしか生きられないのだから自分がいいと思った選択の連続で今があるのだと自信を持とう!と思いました。羨ましいと思うかと思ったら、かえって平凡な自分の人生でもよし!思えたのは店主の素敵さがそうさせたと思い、これまたシビレました。
町も賑わいをましてきてこうして新しいお店や知らない人と話すチャンスが増えてきました。ただ言葉を少し交わしただけでも何かを感じて心が豊かになるなんて、人とかかわることは本当に素敵なことだと実感です。