こんにちは。
今回の定期ミーティングはいつもとは違い「手術の勉強」となりました。
眼形成の専門の先生をお呼びして眼瞼下垂手術を勉強です。
自院でももちろんこれまでに何例か手術はやらせていただいておりますが、あくまで瞼が年齢などの理由により下垂し、頑張って眼を大きく開けても黒目にかかってしまう方を対象にしています。美容整形でおこなう二重術と同じではありますが美を追求するのが目的ではなく瞼を引き上げてしっかりものを見ることができることが目的でおこなうため、仕上がりに(見た目に)ご満足いただけないなどのご意見があってはならないと思い、今回先生をお呼びして勉強会を行いました。先生、スタッフ一同本当に得ることが多く、今後の診療にぜひ還元できるよう体中を耳にして、目にして勉強しました。
そして!久々の抜き打ちのような実力テストがありました。
今回は普段の診療のシーンによくあることから眼科専門医認定試験、視能訓練士国家試験からも出題されたため難しかったのですが、普段の診療を先生に任せっきりにすることなく取り組んでいればわかることは多かったのではないかと思いました。
年明けに先生にまたいろいろ教えてもらいましょう。
インシデントの報告も忘れずに行いました。自分もやってしまいそうな失敗はもちろんですが思ってもみないインシデントがあると、自分にはあてはまらないなどと思わずに素直に聞き、対策をみんなで考える事はとても大事です。まずはきちんと報告しあえる体制が大切ですね。
編集後記
「ミラーニューロン」をご存じでしょうか?
人の行動を無意識にまねさせる働きです。
人の行動や感情が周囲の人に伝染する仕組みが解き明かされ、世紀の大発見の一つです。
相手の行動や感情をよみとり、鏡に映したように自分の脳が相手と同じ動きをします。これがあるから人は共感することができるのです。いつも笑顔を絶やさない素敵な人がいたらきっとまわりもつられて笑顔になれますね!
ただ、このミラーニューロン、もちろん負の感情も感染します。
それは全然関係ない他人よりも同僚や家族等に、より強い影響をうけます。
ストレスを言葉や態度に出している人を見ているだけでストレスを感じてしまう、いわゆる「セカンドハンドストレス」。
ああ、それ私夫に今朝やったばっかりだな、というか昨夜もそうだったかも・・・。
ストレスを受けていることを言いたくなっちゃう。黙っていたって態度にでてしまう。
私としては「そうなんだ、大変だったね」って言ってくれたらそれでいいのだけど、言われる方はたまらないんだろうな。
さあ、このストレス。どこで発散しましょう???