こんにちは。
感染対策を講じながら定期ミーティングを開催しました。
心理的安全性が保たれていることを前提として
①インシデント/アクシデントの報告とその対処
②患者さんの待ち時間対策について
などを話し合いました。
①インシデント/アクシデントの報告
今回は患者さんの呼出し時、他の方がお返事して検査室に来てしまった件について
改善策を話し合いました。
現在、お呼出しの際はお返事をいただいています。また、検査室入室前、検査前、診察
前とその都度お名前を確認しています。同姓同名の方の場合は生年月日でも確認し、さ
らにスタッフ全員で院内に同姓同名の方がいることを共有します。
今回の事案をうけてミーティングの結果、お呼出し後は検査前に患者さんご自身からお
名前を名乗っていただくこととしました。
長く診させていただいて、スタッフとも気心の知れた患者さんも多くなって参りました
が、そんな時こそもう一度、足元をみつめなおしたいと思います。慣れるまでしばらく、
お呼び出し時にあれ?と思われるかもしれませんがどうぞご理解ください。
②患者さんの待ち時間対策について
当院は予約制ではないためお天気や連休前後などで非常に混みあってしまうことがあります。
反対に診療に余裕のある日もありますのでどうにか患者さんの負担をなくすためにできることがないか話し合いました。
予約制だと患者さんも医療提供するほうもお互いいいのかなと思い、何度か検討したのですがなかなかイメージできずに今は予約制をとらず(特別な検査は別ですが)に行っております。
そこで自分たちが患者となってどう待つか、どう待てるのかを細かく検証しました。検査も診察も納得いくまで時間を気にせずにやらせてもらいたい・・・でもそうすると患者さんの待ち時間がどんどん積み重なってしまう。待っても待たせても病院だから仕方がないね、でいいのかな。
診療のクオリティを落とさずに、できたら今以上のことを患者さんの待ち時間なくできないか。こんな理想的な診療所になるための革新的なアイデアはすぐにはでてきません。それまでは意味ある待ち時間となるよう、患者さんにきちんと納得してもらえるためにできることをしていきたいです。患者さんも患者さんの家族も、先生もスタッフもみんな笑顔でいたいですね!
編集後記
皆さんは本を紙か電子か、どちらで読みますか?
スタッフ10人中、7人が紙派でした。
疲れ目の問題やかかる金額、手軽さなどおおよその考えられる意見がでましたが
7割がいいといった割に、電子のほうがメリットをあげてみると多く意見があった事、それに電子には本を読む以外のメリットがあったことが面白いと思いました。
必要であれば信者でなくとも聖書を読み、子供の国語テストの評論文が面白くてその作家の本を買って読んでしまう私は本をよく読みます!と胸を張って言える、まちがいなしの本好きです。
私も紙派の一員ですが、最近は本とスマホを用意して読みます。古典や海外文学を読む時、その時代背景や文化を知らないと全く面白くないのでスマホで調べながら読みます。
本を読みながらどこでもドアを使う感じです。時々ドアを開けて行ったことのない国や太古の想像の世界をのぞいて、あぁそうだったのかと戻ってまた読み始めます。
スマホで検索しながら本を読むようになって本をもっと読むようになりましたし、今までと違うジャンルの本を選ぶようになりました。本がますます楽しい・・・本の話になると止まりません。
ちなみに紙派はインクのにおい、目に入る活字の量、手指の触感など感覚に訴えるものに電子にはない良さがあるという意見。
電子派は配信される楽しみ、本屋へ行く時間を他のことに使える、雑誌を捨てる手間がないという意見。
紙の感覚は紙を知っている世代の、その感覚が好ましいと思う人にしかない良さだとするとこの先は紙の本のメリットがあまりなくなってくるのではないかと思われます。紙がいい!という意見が多いながらも今後は減ってくるのでしょうか。
病院でもマイナンバーカードが普及し他科の疾患や過去の疾患、投薬情報が瞬時にわかるようになります。電子の良さは予測できないメリットがまだ無限にあるということでしょうか。当院でも保険証としてのマイナンバー利用を始める準備が整いつつあります。